8日午前、富山県砺波市の北陸自動車道で名古屋刑務所のバスが燃える火事がありました。現場近くでは手錠をした人物が高速道路を歩く姿が確認されていて、名古屋刑務所は「車両トラブルがあった」としています。

燃え盛る炎と黒い煙に包まれた車。8日午前11時ごろ、砺波市の北陸自動車道で撮影された映像で、燃えたのは名古屋刑務所のマイクロバスです。

現場近くでは、手錠をした人物と刑務官とみられる男性3人が道路を歩く姿が映っています。

警察などによりますと8日午前10時40分ごろ、北陸自動車道下り線の小矢部ジャンクションから砺波インターチェンジの間で、走行中のマイクロバスから出火する火事があり、通行人が消防に通報しました。

火はおよそ1時間後に消し止められましたが、車両を全焼し、小矢部ー砺波インターチェンジ間が一時、通行止めとなりました。

バスには6人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。

名古屋刑務所はバスの火災について「車両トラブルがあった」としています。

警察と消防が、詳しい出火原因を調べています。