アメリカのトランプ大統領が示した和平計画をめぐり、イスラエルとイスラム組織ハマスは仲介国エジプトで2日目の間接協議を行いました。

ハマスの幹部が中東アルジャジーラに語ったところによりますと、2日目の協議では、主にハマスによる人質解放とイスラエル軍がガザから撤退するスケジュールについて話し合われました。

ハマス側は最後の人質解放と同時に、イスラエル軍が完全に撤退するよう要求したということです。

協議は8日も行われる見通しで、アメリカからはウィットコフ中東担当特使と第1次トランプ政権で中東政策を主導したクシュナー元大統領上級顧問が派遣される予定です。

一方、ハマスによる襲撃から2年となった7日、イスラエル各地では、犠牲者を追悼する式典が行われ、遺族や市民らが参加しました。