冬の到来を前に松の木を害虫から守る「こも巻き」が行われました。

 わらで編まれた「こも」を松の木に巻きつけていきます。こも巻きは冬に暖かい場所で過ごそうとする虫の習性を利用した駆除方法で、松の幹に巻いたこもに虫をおびき寄せ、春先にこもを外し、害虫だけを処分します。

 京都府福知山市では二十四節気で朝晩が冷え込む「寒露」に合わせて毎年、公園にある約100本の松の木に「こも巻き」を行っていて、一足早い冬支度が整いました。