人口や世帯の実態把握するため行われている国勢調査で、野々市市は調査員が書類1枚を紛失したと7日に発表しました。書類には23世帯分の世帯主の氏名や住所などが記載されていたということです。
野々市市によりますと6日午前、調査員の60代女性から市に「担当する調査区の世帯一覧のうち1枚を紛失した」といった報告があったということです。書類には新庄地区のうち23世帯分の世帯主か代表者の氏名または苗字に加え住所と世帯人数が書かれていました。
調査員は、今月3日の午前10時ごろから正午ごろにかけて調査区内の世帯に対し国勢調査の回答を促す案内のチラシを配布していて、その間に紛失した可能性があると話しているということです。調査員や市の職員らがチラシを配布した地域や調査員の自宅を調べましたが書類は見つかりませんでした。
市は紛失した書類に記載があった23世帯を訪問し状況の説明と謝罪を行っています。国勢調査野々市市実施本部の山口良本部長は「調査書類の管理について全指導員および調査員に対して改めて周知を行い、今後このようなことが無いよう厳重な管理を徹底いたします」とコメントしています。
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