長野高専が企業と共同で研究を行う「オープンラボ」について、新たに長野市の企業との研究が始まりました。


「長野高専オープンラボ」は、企業が抱える課題を学内の教員や学生と共に解決に向けて研究していく取り組みで、2024年10月に始まり、すでに2社と研究を進めています。

今回は、新たに長野市に本社を置く鋳造部品メーカー「コヤマ」との連携が決まり、7日は、看板プレートの設置などが行われました。


「鋳造」で使用する自社製品の改良を目指して画像認識や熱解析などの研究を行う若手教員などとともに進めていきます。

高専では、教員の育成にもつながると期待を寄せています。


長野高専オープンラボ推進担当 浅沼和志特命教授:「研究経験は若い分だけこれから実績を積み上げていく。5年後10年後、さらに学校の教育活動を中心になって引っ張っていく人材になってもらいたい」

また、生徒にとっても実践的なスキルの習得や就職の選択肢が広がる可能性があるということです。