新米を買いたい業者減少…
最後に驚きのデータを拝見。業界内で出回っている、新米を売りたい業者と買いたい業者の一覧表です。
(恩田社長)
「ここ数年で売り手側のメニューが10ページにもなるのは経験がない」
Q.買い手側のメニューは薄い?
「買い手側のメニューは2ページ。しかも21件しかないので…」
Q.それだけ買いたいと思っている人が少ない?
「少ない。まったく去年の今頃と逆転です」
Q.この逆転現象は、来年度以降に大きな影響を与える?
「経験からいくと、こんなに(値段が)上がって余れば、来年は農協の概算金もある程度下がってきます。そうすると当然、僕らの仕入れ価格も下がるので、来年の令和8年産は末端のコメの価格も下がってくる」
消費者にとって今後、コメが安くなるのはありがたい話ですが、ことし高いコメを仕入れざるを得なかった業者は赤字になる可能性もあり、この先も不安が付き纏います。

