岩手県宮古市の宮古魚市場で7日、今シーズン初めてのサンマが水揚げされ市場が活気づきました。

7日、岩手県宮古市の宮古港に入港したのは福島県いわき船籍の第11権栄丸です。
八戸沖東方560キロの漁場から22時間かけて、サンマ17トンを運んできました。

水揚げされたサンマは6割が100グラム以下と、全体的に小ぶりながら1キロ600円から670円と高値で取り引きされました。

(第11権栄丸 森田毅漁労長)
「(漁獲量は)どういう風に変わるか見当がつかないが、良い方向に向いてくれればいいかなと思います」
宮古市では2024年のサンマの漁獲量が全体で160トンと、ここ数年は低水準で推移しています。

今シーズン初の水揚げを受け、市場関係者はさらなるサンマの水揚げ量増加を期待していました。