5日、石川県小松市の山間部で発生した土砂崩れの現場で、生き埋めの状態で見つかり、その後、死亡が確認されたのは、愛知県あま市に住む会社員の男性(34)と判明しました。

5日午前9時半ごろ、石川県小松市金平町で発生した土砂崩れでは、愛知県から訪れていた20代の男性が大けがをしたほか、土砂に巻き込まれた男性が6日、土砂の中から心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

警察が所持品などを確認した結果、死亡したのは愛知県あま市に住む会社員の男性(34)と判明しました。

警察は今後、司法解剖を行って死因の特定を進めるとともに、事故の原因を詳しく調べることにしています。もう1人の20代の男性も愛知県から訪れていて、男性は
「水晶を探している途中で土砂崩れにあった」と話しているということです。

地元の住民によりますと、現場周辺はかつて、水晶などの鉱物が多く採取された場所で、住民以外の人の出入りが度々、確認されていたということです。