国立工芸館が金沢市に移転してから5年になるのを記念して、イギリスを代表する陶芸家ルーシー・リーの作品を集めた展覧会が開かれています。
大きく開いた口と、全体を支える小さな高台が絶妙なバランスを保っています。

こちらの「ブロンズ釉花器」は、1980年頃に制作された貴重な作品です。
イギリスを代表する陶芸家、ルーシー・リーの作品を集めた展覧会が今、金沢市の国立工芸館で開かれています。

国立工芸館・宮川典子研究員「ルーシー・リーの作品の特徴はしなやかながらも芯を感じさせる優美な形と色彩です。小さくて高い高台、すっきりとしたライン、色鮮やかな釉薬からなる温かみのある器は、日本でも大変人気があります」