次の総理候補でもある高市新総裁の誕生を、熊本県民はどのように受け止めているのでしょうか?

20代「日本初の女性総理というのは時代が変わってきているのかなと。その勢いに乗って頑張ってほしい」
60代「総裁選を見ると、麻生さんの意向に沿った結果になっているし、厳然として自民党内に派閥は残っている。やり方と選び方と言っていることを見ていると期待できない」
期待や厳しい声がある中、求められる政策とは何でしょうか?
80代「物価高などあるが、国民が安心して暮らせる政策をやってほしい」
20代「移民問題は気になるかな。熊本はTSMCで海外から来られる方が多いので。ちょっと問題が増えた地域があると聞くので、落ち着いていくと良いかなと」
おとといの総裁選の演説で高市氏は次のように訴えました。

自民党 高市早苗新総裁「日本列島を強く豊かに次の世代に引き継いでまいりましょう」
野党・立憲民主党熊本県連の西聖一代表代行は「日本を強く」という言葉に懸念を示しています。
立憲民主党県連 西聖一代表代行「強い日本列島にするという『強い』の部分が、防衛力や外国人に対する対応ならば、共生社会を目指す私たち立憲民主にとっては違うのではないか」

そして高市氏が総理になった場合、「安全保障政策や日中関係を注視したい」と話すのは、政治学が専門の熊本大学・伊藤洋典教授です。
熊本大学 伊藤洋典教授「半導体と自衛隊ということで、熊本は安全保障のかなり中心的な立ち位置にいる。そこに日中関係がプラスの影響かマイナスの影響か、何らかの影響はあるだろう」
伊藤教授は、高市氏が総裁選で訴えた「物価高対策」を具体的に迅速に打ち出せるかが最初の課題になるとの見方も示しています。