熊本選出の自民党国会議員6人は誰に1票を投じたのでしょうか。

党の国対委員長で、衆議院熊本3区選出の坂本哲志氏がRKK熊本放送の取材に答えました。

熊本3区 坂本哲志 衆議院議員「私は、1回目は林芳正さんに投票しました。2回目は小泉進次郎さんに投票しました」

決選投票では「発信力や若さ・改革力に期待」し、小泉氏に投票したという坂本氏ですが、小泉氏との決選投票を制し、新総裁となった高市氏にも期待を寄せます。

熊本3区 坂本哲志 衆議院議員「総理になった場合には女性初の総理。もちろん女性初の総裁でもあるわけですけど。女性をしっかり重視した政策をやって頂きたい」

一方で、自民党の今後については、課題も語りました。

熊本3区 坂本哲志 衆議院議員「若い人が魅力を感じる自民党にしていかなければならない」

この他、熊本県選出の国会議員の投票行動です。

まずは官房長官などの重要閣僚としての起用も取りざたされている木原稔氏は、1回目に茂木氏。決選投票で高市氏に投じました。

高市氏を選んだ理由として、憲法改正などの政策・思想信条の近さを挙げ「経済・財政政策などを大胆に見直し、外交・安全保障政策を継続・強化してくれる人」としています。

西野太亮氏は2回とも小泉氏に投票し、その理由を、新しい自民党を作っていくのにふさわしい人物。発信力、リーダーシップに長けているとしました。

その上で「これからが大事で自民党として物価高など目の前の課題に取り組む」と一致結束を強調しました。

そして、金子恭之氏と参議院議員の馬場成志氏は、坂本氏と同じで、1回目は林氏に、決選投票では小泉氏に投じています。

金子氏は、女性初の総理誕生への期待感とともに「来日予定のトランプ大統領と関係を築いて、日米交渉を有利に進めてもらいたい」と話しました。

一方の馬場氏は「しっかりと国政運営をやっていただきたい」と要望しています。

参議院議員の松村祥史氏の投票行動は分かっていません。