自民党の新総裁に高市早苗氏が選出されたことについて、アメリカの主要メディアは相次ぎ、「女性初の首相へ」との見出しで速報しました。
ワシントン・ポストは4日、高市氏の総裁選出について、「男性優位の日本の政界で初の女性リーダーとなり、ガラスの天井を破った」と紹介。ただ、高市氏が夫婦別姓に反対してきたことなどを挙げ、「必ずしも男女平等の推進者として知られているわけではない」と指摘しました。
また、高市氏を「保守強硬派」としたうえで、「日本では賃金の停滞のほか、外国人労働者や観光客の急増に不安を抱く有権者の間で反体制的な政治家が支持を伸ばしていて、高市氏の勝利は日本の政治が右傾化に向かう兆しを示す可能性がある」と分析しています。
一方、日米関係への影響については、日本に関税を課しているトランプ政権に対し、より厳しい姿勢で臨む可能性があると、ニューヨーク・タイムズが分析。
ただ、高市氏はかつてアメリカで2年間過ごしていたこともあり、短期的には、亡くなった安倍元総理と親しかったトランプ大統領と良好な関係を模索するだろうとの専門家の見立てを紹介しました。
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