日本保守党の河村たかし衆議院議員が、代表の百田尚樹参議院議員に脅迫されたなどとして東京地検に告訴状を提出しました。

日本保守党の百田尚樹代表(69)に対する告訴状を東京地検に提出したのは、共同代表の河村たかし衆議院議員(76)です。

きょう(3日)、都内で記者会見した河村議員によりますと、告訴状提出はきのう(2日)で、百田代表は今年4月、議員会館で河村議員に対し、ペットボトル投げつけて業務を妨害した上、右手の拳を振り上げ、「俺が殴ったら死ぬぞ」と脅迫したということです。

河村議員側は、こうした行為が威力業務妨害と脅迫の罪に当たると主張しています。

河村議員は、日本保守党の運営について、百田代表らと意見の対立があったとした上で、「暴力で議員を支配下に置き、意のままに動かそうとする行為は、民主主義の観点から看過できない」と訴えました。

百田代表側にコメントを求めましたが、回答はありませんでした。