
画像をご覧ください。一見するとおもちゃの拳銃ですが、実はこちらが本物の拳銃と同様の性能があるとして、来年以降、所持していた場合、銃刀法違反の罪に問われる可能性があります。県内でもゲームセンターの景品などとして出回っているとして県警が回収を呼びかけています。
県警が回収を呼びかけているのは中国製のおもちゃの拳銃「リアルギミックミニリボルバー」です。
去年12月から全国でおよそ1万6000丁流通しているもので、今年7月に警察庁が「本物の拳銃と同様の発射機能を有している」として、回収を呼びかけていました。プラスチック製の弾などが付いていますが、本物と同様の機能があり、仮に実弾を装填した場合に人を殺傷する危険があるということです。
県内ではゲームセンターの景品として去年12月以降提供されていて、県内ではおよそ150丁が流通しているとみられています。先月24日までに17丁が回収されていてこれまでに事件や事故は確認されていません。
(県警組織犯罪対策課 冨ケ原閣一理事官)「見た目はおもちゃだが拳銃と同じ機能。おもちゃ箱や子ども部屋に置いてある可能性も十分に考えられる。親や保護者は十分注意して確認してほしい」
回収期間は今年12月31日までで来年以降、所持していると銃刀法違反の罪に問われるおそれがあり、県警は最寄りの警察署などへの届け出を呼びかけています。