看護師を目指す専門学校で戴帽式が行われ、看護の道を志す決意を新たにしました。

3日は盛岡市のMCL盛岡医療大学校で看護科の1年生25人が戴帽式に臨みました。
これは実際の患者と接する病院実習が始まるのを前に、看護師を志す者としての自覚と責任を胸に刻むため、毎年行われているものです。

及川千香子副校長からナースキャップを授けられた生徒たちは、ナイチンゲール像から自らのろうそくに火を灯し、その志を受け継ぐ決意を固めました。

(ナイチンゲール誓詞)
「わが生涯を清く過ごし、わがつとめを忠実に尽くさんことを」
(生徒代表 大倉美海さん)
「看護の道を学ぶことへの覚悟とか重さをナースキャップの重さでも感じています。病院の実習では学校の演習とは違って、知識や技術だけでなく、患者さんとの関わり方という部分も、しっかり学んでいきたいと思います」

戴帽式を終えた生徒たちは30日から市内の病院で実習が始まり、これから2年半、患者と接することを通して看護師になるための技術と、患者と向き合う心を身に着けます。