踏切内で軽乗用車と電車が衝突した想定で負傷者の救出手順などを確認する訓練が福岡県筑紫野市で実施されています。

3日午前、西鉄の筑紫車両基地で行われた踏切事故の対応訓練には、乗務員や警察官、消防などおよそ320人が参加しました。
この訓練は、踏切内で動かなくなった軽乗用車と100人の乗客が乗る電車が衝突したという想定で行われました。
事故発生直後に、運転士が車の運転手や乗客の状態を把握し警察に通報。

その後、到着した消防が閉じ込められた車の運転手を救出する手順を確認しました。

西鉄 鉄道事業本部 運転車両部 久木田桂一 部長
「訓練を受けて情報が錯綜していたから後で整理して対応していきたい」
西鉄によりますと、踏切内での車と電車の事故は福岡県内で一昨年に3回、去年に4回発生しているということです。