ロシアのプーチン大統領は、アメリカがウクライナに射程の長い巡航ミサイル「トマホーク」の供与を検討していることについて、「事態を新たにエスカレートさせるきっかけとなるだろう」と述べ、アメリカをけん制しました。
プーチン大統領は2日、ロシア南部のソチで開かれた国際問題をテーマにした「バルダイ会議」で登壇し、アメリカがウクライナにトマホークミサイルの供与を検討していることについて、次のように述べ、アメリカをけん制しました。
ロシア プーチン大統領
「これはアメリカとロシアの関係も含めて、事態を新たにエスカレートさせるきっかけとなるだろう」
そのうえで、「それでも戦況は変えられないだろう」とロシアが優勢との見方を強調しました。
また、ウクライナ情勢をめぐって、NATO=北大西洋条約機構の同盟国ほぼすべてが現在、「ロシアと戦っている」という認識を示し、「NATO諸国がロシアがNATO加盟国を攻撃する計画があるというヒステリーをあおっている」と非難。「脅威があれば報復措置を講じる。非常に説得力のあるものになるだろう」と述べ、対決姿勢を強調しました。
注目の記事
「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】









