群馬県は、桐生市の養豚場で豚熱が確認されたと発表しました。県はおよそ5900頭を殺処分する予定で、県内では今年に入って5例目の豚熱確認となります。

群馬県によりますと、きのう、群馬県桐生市内の養豚場から豚熱を疑う症状を確認したと通報がありました。

検査を実施したところ、豚熱に感染している疑いが強まり、国の研究機関で検査を行い、きょう、豚熱への感染が確定したということです。県は今後、豚およそ5900頭を今月10日までに殺処分する見通しで、消毒など全ての防疫措置については今月15日をめどに完了させるということです。

群馬県内での豚熱確認は今年で5例目となり、山本一太知事は「感染が拡大しないよう、全力で防疫措置を進めて参りたい」とコメントしています。