ブルーインパルスの展示飛行を目玉とする航空自衛隊松島基地の「航空祭」について、2026年は猛暑の時期となる8月を避け、10月上旬の開催を目指すことになりました。

松島基地 仲村智成 監理部長:
「基地としては10月の上旬に航空祭の日程を変更したいと考えている」

東松島市役所では10月2日、航空祭の開催時期を検討する会議が開かれ、主催する松島基地から日程の変更が提案されました。

航空祭は毎年8月下旬に行なわれていて、2025年は約4万人が足を運びました。しかし、この3年間で、合わせて37人の来場者が熱中症とみられる症状を訴えているため、基地では実施時期の検討を進めてきました。

10月2日の会議では、10月上旬への変更に異論はなく、前日に開催してきた「東松島夏まつり」も、時期をずらすことで合意しました。

松島基地 渡部琢也 司令:
「1年を通してこの時期(10月上旬)は非常に天気が安定している。気温も過ごしやすい時期航空祭を開催するには最高の季節なので10月を提案した」

ブルーインパルスの展示飛行は、航空幕僚監部が最終調整するため、日程の正式決定は、2026年3月ごろになる見通しです。