知人女性につきまとうなどして警察から接近禁止の命令を受けていたにも関わらず、女性に好意を寄せるメールを送ったとして逮捕された宮城学院女子大学の教授の男が、「禁止命令が終わったら女性と話ができたら良いと思った」などと供述していることが分かりました。

ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された、宮城学院女子大学の教授の男(48)の身柄は10月2日、仙台地方検察庁に送られました。

警察によりますと、男は大学関係者の20代の女性につきまとうなどしたとして警察から接近禁止の命令を受けていたにも関わらず2025年8月、女性のスマートフォンに「話をしたい」などと2度にわたりメールを送るストーカー行為をした疑いが持たれています。

男は「恋愛感情が消えなかった」と容疑を認めていますが、その後の警察への取材で「禁止命令が終わったら女性と話が出来たら良いと思っていた」などと供述していることが新たに分かりました。

男が受けた禁止命令の有効期間は2025年4月から1年間ですがストーカー規制法は、警察の聴聞を経て、必要があれば、有効期間を1年ごとに更新することを認めています。警察が事実関係を慎重に調べています。