去年、広島市の勤務先の保育園で園児の下半身を触った罪に問われている男に、広島地裁は1日、懲役2年・執行猶予4年を言い渡しました。

判決によりますと、保育園で事務員として働いていた男(25)は、去年10月から11月頃、勤務する広島市内の保育園で当時6歳の女子園児の下半身を触りました。
1日の判決で、広島地裁の横井裕美裁判官は「園児であれば何をされているのかわからないだろうなどと考え犯行に及んだ意思決定は、厳しく非難されるべき」と指摘。

その上で、「被告人は今後広島県を離れ、親戚と農業に従事することや、反省の言葉を述べている」などとして、懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。