NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめ、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんがブログを更新。現況について綴りました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




津久井教生さんは、「生きているのならALS(筋萎縮性側索硬化症)の事を伝えればいいじゃん!です」と題し、「10月になりました ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患している事を公表して6年がたちました」と投稿。

津久井教生さん 公式ブログより引用




続けて、ALS(筋萎縮性側索硬化症)について「サラっと言ってしまうと『意識や感覚があるまま、徐々に体が動かなくなり最後には呼吸困難になって天に召される』という難病です…未だに治療法は確立していません…」と説明しています。

津久井教生さん 公式ブログより引用




医療の進歩にもかかわらず「なかなか手強くってこれだけ医療が進歩していても治療法に関しては良い発表が少なく6年間、それを見てきた感じです…」と現状を述べ、ALS罹患者は「自分の思う対症療法でALSと対峙しています」と綴っています。

津久井教生さん 公式ブログより引用




津久井教生さんは、「罹患者の数だけ症例があると言われていて実際に調べてみると、その通りなので数少ない共通点から、自分にむいているだろうと思われる事を対症療法として実践している感じです」と説明しました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




そして、「ただ『意識や感覚あるままに〜』というところは共通で個人差はありますが、病気は進行していくのです…残念ながら、私の進行は止まらないですし なかなかブレーキのかかりが悪いようです…」と率直に現状を伝えています。

津久井教生さん 公式ブログより引用




最後に、「でも、生きています 妻と周囲の皆さんのおかげで生きています」と感謝の気持ちを表明。「せっかく生きているのだったら、このALS(筋萎縮性側索硬化症)の事を当事者として皆さんに知ってもらいたいと思います できる限り自分発信していくつもりです これからもよろしくお願いいたします」と決意を新たにしています。

津久井教生さん




2024年10月10日のブログで、津久井さんは「2024年10月になりました。私がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患していると公表して5年が経過したことになります」「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と、闘病を支えてくれている周囲への感謝を投稿。

津久井教生さん 公式ブログより引用




続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」とファンへ呼びかけていました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。

【担当:芸能情報ステーション】