島根県庁地下の売店が、1日、都市型コンビニとしてリニューアルオープンました。
店側では県職員や観光客の利用を期待するほか、県産品のアンテナショップとしての役割も果たしたいとしています。

オープンしたのはポプラの都市型店舗「生活彩家」の県内1号店となる「島根県庁店」です。

経営不振だった地方職員共済組合の売店を、民間に業務委託して生まれ変わりました。

浅利観光・植田裕一社長
「この地域が空白地域だったんですね、コンビニの。便利に使って頂けるように機能すればですね、やっぱり採算は合って来るんじゃないかな。」

小型の店舗で品ぞろえは少なめの約1000アイテムですが、店炊きご飯をその場で詰める「ポプ弁」などポプラグループの特長は引き継がれ、県庁が開いている平日日中は一般の来庁者も利用できます。

弁当を購入した県職員
「ご飯が温かいし、いろいろ選べるんで、はい。有難いです。」

県庁が閉まる夜間や土日祝日も、宿直の職員らがセルフレジで一部商品を購入できます。

丸山達也知事
「県議会の答弁準備する時は遅くなるので。これでちょっと(食べられる)。」

県庁をはじめ一帯は県内随一のビジネス街で、さらに松江城や小泉八雲記念館なども近く、店側では県産品を使った新商品のアンテナショップとしての役割も果たしたいとしています。