ヒグマ注意報が出されている札幌市南区の国道で、1日未明にクマの目撃情報があり、近くの小学校が臨時休校の措置を取りました。
片山侑樹記者
「交通量のとても多い国道沿いです。午前2時すぎ、タクシーの運転手が道路上にいたクマに威嚇されたということです」

1日午前2時半ごろ、札幌市南区南37条西10丁目の国道230号・通称「石山通」で、通行中のタクシーの運転手が親子とみられる2頭のクマを目撃し、警察に通報しました。


通報から約1時間後にも近くの住宅街の住人から、「獣の声がする」と通報があり、札幌市と警察は1日朝からハンターとともに現地を調査しました。

これまでにクマの姿は確認されていませんが、近くの小学校2校は臨時休校を決め、市や警察などが警戒を強めています。
