フィリピンの東にある熱帯低気圧が、あす朝(2日午前9時)までに台風に発達する見込みです。

気象庁によりますと、 1日午前9時現在、熱帯低気圧はフィリピンの東、北緯14度25分、東経131度50分を西北西に時速20kmで進んでいます。中心気圧は1006hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。

▼24時間後の2日午前9時には台風に発達し、フィリピンの東、北緯15度00分、東経128度35分付近に位置する見込みです。進行方向は西に変わり、速度は時速15kmとなります。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sに強まる予想です。

▼48時間後の3日午前9時には、フィリピンの東を西北西に時速20kmで進み、中心気圧998hPa、中心付近の最大風速23m/s、最大瞬間風速35m/sにまで発達する見通しです。

▼72時間後の4日午前9時には南シナ海に進み、西に時速30kmで移動、中心気圧992hPa、中心付近の最大風速30m/s、最大瞬間風速40m/sとなり、暴風警戒域は全域330kmに広がる見込みです。

熱帯低気圧の進路予想図 10月1日午前9時 気象庁