苦しい戦いが続くジュビロ磐田の新監督に、ジュビロ磐田U-18の監督を務めていた安間貴義さんが就任しました。安間監督はJ1復帰へ向け「勝負に徹して、ひとつずつ上がっていく」と意気込みを語りました。
J2優勝、J1昇格を目標に臨んだ2025シーズンのジュビロ磐田。しかし、9月27日の大宮戦でシーズン5度目の2連敗を喫し、残り7試合の時点で首位と勝ち点差10の8位と思うような結果が残せていない状況でハッチンソン監督を解任しました。
立て直しを任されたのはヴァンフォーレ甲府やFC東京などを率いた経験もあり、2025年からジュビロ磐田U-18で監督を務めていた安間貴義さんです。
<ジュビロ磐田 安間貴義新監督>
「トップチームのやり方をユースでやっていく、その中でプラスアルファの部分を見せてきました。そのやってきたものを信じてやっていこうかなと思っています。やっぱり守備のところがあまりうまくいっていないというのが正直なところ。
上に勝ち上がろうとすればするほど1点の重みって変わってきますし、0対0の時間を嫌がらず先制点をとるのがすごく大事なゲームが増えてくると思います。やらなきゃいけないのにやれていなかったこと、それをもう一回しっかりやって勝負に徹して、ひとつずつ上がっていければと思っています」
<ジュビロ磐田 松原后選手>
「今はインテンシティ高くどれだけ90分間組織的にハードワークできるかといったところがすごく重要なので、そういったところをもう一回やっていこうという話を(ミーティングで)してもらいました。監督のもとしっかりひとつになって向かっていきたいなと思います」
巻き返しに期待のジュビロは残り7戦で、まずは最低限の目標である勝ち点差2のプレーオフ圏内を目指し、10月4日、アウェーで甲府と対戦します。