新潟県内はあす10月1日、雷を伴った激しい雨が降る所がありそうです。新潟地方気象台は1日昼前から夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。

気象台によりますと、新潟県は1日、寒気を伴った上空の気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、大気の状態が非常に不安定となるとしていて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みだということです。

予想より雨雲が発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる恐れがあり、これまでの雨により地盤の緩んだ所もあるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる可能性があるとしています。

雨の予想

▼10月1日に予想される1時間降水量(多い所)
 新潟県内全域 30ミリ

▼10月1日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所)
 新潟県内全域 80ミリ

気象台は、新潟県では1日昼前から夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。また、1日朝から夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。

今後の雨のシミュレーションを見ると、1日は断続的に雨となりそうで、2日朝にかけても雨となる所があるでしょう。

今後の気象情報に注意してお過ごしください。