JR四国グループは、岡山市北区駅前町で進む再開発事業で、新ブランドのホテルを出店すると発表しました。2027年春ごろの開業を目指します。

JR岡山駅の東側、岡山市北区駅前町で進む市街地再開発事業です。
マンションや商業施設、コンベンションホールなどが入る予定で、このうちホテル棟の7階~16階にJR四国グループがテナントとしてホテルを出店します。延べ床面積7000平方メートルにダブルルームとツインルームあわせて177室を備え、温浴施設やジムなども整備する計画です。

非鉄道事業に力を入れるJR四国は今回のホテル出店を全国展開のきっかけにしたい考えで、新しいブランド名で上質な空間を提供したいとしています。

(JR四国 四之宮和幸社長)
「新幹線の駅ということもありますので、私どもが今までやってきたこの四国の中とは違う価値、魅力があると考えていますし、チャレンジ的な位置づけになろうかなと思っています」

また、JR四国は高松市に3棟目のホテルの出店をあわせて発表しました。「高松東急REIホテル」が来年3月で営業を終了することに伴うもので、後継テナントとして運営にあたります。

観光とビジネスの両面で安定した需要があるとして内装に大規模なリニューアル工事を施し、来年夏ごろ開業予定です。