朝ドラ「ばけばけ」の放送開始にあわせて、小泉八雲と妻セツのゆかりのスポットをめぐる期間限定のバスツアー「ばけバス」が10月から始まります。
それを前に、9月30日、関係者向けの試乗会が開かれました。
島根県とJR西日本などが企画し、10月11日からスタートする「ばけバス」。
試乗会には、関係者ら30人が参加しました。
ツアーは、小泉八雲記念館と夫婦が暮らした旧居のほか、八雲が好きだった城山稲荷神社、八重垣神社の市内4つのスポットを3時間半でめぐります。
また、ツアーガイドも添乗し、バスの車中などで八雲やセツのエピソードを披露します。
池に紙を浮かべて婚期を占う八重垣神社のエピソードでは…
ガイド
「子供の頃にセツは友達と二人で(八重垣神社の)鏡の池に訪れたそうです。セツはなかなか占い用紙が沈まなかったということで、もしかして異国の人と結ばれるんじゃない?と言っていたそうなんです。まさに八雲と結ばれる運命を暗示していたかのような出来事でございます」
試乗した関係者
「バスが通るルートも計算されていて、ゆかりのスポットを上手にめぐる行程になっていたので、初めて松江に来られた方も八雲ゆかりのスポットを楽しんでいただけるようになっていたかなと思いました」
「ガイドさんが上手にお話していただけるので、八雲とセツのことをより知っていただける内容になっているかなと思います」
JR西日本 貴谷健史 山陰支社長
「非常に短時間で効率よく回れるいい内容であったかと思います。観光客の皆様だけでなく地元の皆様にもぜひご利用していただければと考えております」
「ばけバス」は、JR松江駅または玉造温泉を発着。
10月から12月と3月の土日祝日を中心に運行します。