JR九州は、自社が主催したインターネットオークションでアスベストが含まれる中古車両部品を販売していたと発表しました。アスベストが飛び散るおそれはないということですが、回収の手配を進めています。

JR九州によりますとアスベストが含まれていたのは、1978年に製造され去年廃車となった近郊型電車415系の車両部品2個です。

去年9月から今年2月に行われたインターネットオークション「鉄道ショップKKオークション」で販売されました。

その後、6月の社内会議で部品にアスベストが含まれている疑いが指摘されたことを受け、JR九州は外部機関に依頼して調査を実施。

9月24日、アスベストが含まれていると判明したということです。

JR九州は「部品に破損はなくアスベストが飛散するおそれはない」としていますが、購入客に連絡し回収の手配を進めています。