２人は今、福岡で穏やかな日々を送っていることを突き止めました。
確かに福岡と言えば、気候も温暖、食べ物も美味しく住みやすい街。
しかしなぜ、北海道を離れたのでしょうか？

博多からクルマでおよそ１時間半。水に恵まれ地酒の多いマチ、朝倉市。
今２人は、元気でやっているのでしょうか…。



調査員
「いました！千秋ちゃんと庵くんがいました！」

千秋ちゃんと庵くんとの、久しぶりの再会。
しかし裸はかわいそうなので、札幌から持ってきた服を着てもらいました。
そこには今も変わらない、千秋ちゃんと庵くんの姿がありました。
２人に会社をのぞき込んでもらうと、その姿は札幌にいた当時のままです。
なぜ２人は福岡に移住したのでしょうか？



『京屋』生産課・田中恵士課長
「古くなって引退したマネキンは一体ずつは資料として保管しておくことになっている」

千秋ちゃんと庵くん、50年ほど前に製造された貴重なマネキンで、もう入手できないため福岡の本社で大切に保管されているということです。

所有する会社は「できる限り残していきたい」話していました。
ガラスをのぞき込む姿は札幌時代のまま