IGRいわて銀河鉄道の4月から6月までの旅客運輸収入は、2025年の同じ時期を上回る102%となりました。

これは30日盛岡市で行われたIGRいわて銀河鉄道の取締役会で示されたものです。
それによりますと、4月から6月までの旅客運輸収入は通勤・通学の定期が2024年の同じ時期に比べて106%、それ以外が98%で、全体で102%となりました。

利用者の数は去年の同じ時期よりも減りましたが、1駅から12駅を経由する近距離の通勤定期が好調だったことや、3月の運賃の値上げも増収の要因とみられるということです。

鈴木敦社長は2025年度の輸送状況はおおむね計画通りに進んでいるとして、「3期連続の黒字を目指しており達成に向けて努力する」と述べました。