JR西日本は、2024年度の各区間の1日当たりの平均通過人員を5日、発表しました。
島根県と広島県を結ぶ木次線の出雲横田―備後落合間は23人と前の年の3分の1ほどに大きく減少しました。
JR西日本山陰支社 貴谷健史 支社長
「結果としてそういった数字になったことについては、大変残念な思いをしている」
JR西日本によりますと、木次線・出雲横田ー備後落合間の2024年度の1日あたりの平均通過人員は23人で、前の年度の72人から50人近く減少し、広島県の芸備線・東城ー備後落合間の20人に次いで管内で2番目に少ない数字となりました。
JR西日本山陰支社 貴谷健史 支社長
「この区間については、なかなか鉄道としての特性が発揮できていない。そういった状況に変わりない。今後の街づくりともに、利用実態も踏まえながら、地域に最適な交通体系を地元の皆様と丁寧に議論しながら考えてまいりたいという考えについては変わりはない」
JR西日本では、木次線の出雲横田ー備後落合間をめぐって、関係する4自治体と今後、議論の場を設けるのかも含め決めていくとしています。