30日朝、札幌市南区藤野で親子のクマ3頭の目撃があり、現場ではハンターが親子グマ2頭を駆除しました。
警察によりますと、30日午前6時30分ごろ、札幌市南区藤野489番地付近で、近くに住む80代の男性が、茂みの中にいる親子のクマ2頭を目撃しました。
男性は、自宅でクマの鳴き声が聞こえたため、現場を確認したところ、クマの姿を見たということです。
その後、現場に駆け付けた警察官が、付近で親子のクマ3頭を目撃しました。
札幌市によりますと、このうち1頭の子グマは、わなにかかっていて動けない状態でした。
午前8時半ごろ、ハンターは、わなにかかっていた子グマと親グマの2頭を駆除。
駆除された親グマは、体長約1.5メートルで推定5歳。子グマ体長約1メートルで、今年生まれとみられています。
残りの子グマ1頭はまだ見つかっていません。
現場では、札幌市や警察が付近の住民に警戒を呼びかけています。