美容目的での処方 問題ないの?
マンジャロをダイエット美容目的で処方することは問題にならないのでしょうか。
美容目的での使用は自由診療で保険適用外のため高額な販売となります。
しかし、自由診療となっているため処方するにあたって規制などはありません。
転売は刑事罰が科される可能性も
一方、転売についてはマンジャロは医薬品のため許可なく販売・処方することはできません。
SNSやフリマサイトでの転売は法律に違反し、拘禁刑や罰金など刑事罰が科される可能性もあります。
重篤な副作用起こる可能背も
転売などにより医師からの説明などを受けずに薬剤を使用することは危険で、改めて田尻医師は目的に合った適正な使用を呼びかけます。

福岡輝栄会病院 糖尿病・肥満症センター 田尻祐司センター長
「ご自身の判断で使うとなるとどういう時にやめなければいけないとか、そういう判断が非常に難しいと思います。もしかしたら重篤な副作用というか食事が入らなくなって脱水状態になったりする可能性もなきにしもあらず。治療薬としてはあくまでも健康障害を予防あるいは治療するための薬ですよという捉え方をしていただきたいと思います」

入手の手軽さなどから本来の目的とは異なる目的で使用されているマンジャロ。
適応外で使用された場合の安全性や有効性は確認されていないと厚生労働省も注意を呼びかけています。