大量の雨水が流れ込んだ、三重県四日市市の地下駐車場で、ようやく一部の車を運び出す作業が始まりました。
(田中希宜記者)
「いま、1台目の車が搬出されました。大雨で水没した車が約2週間ぶりに地上に搬出されています」


今月12日の記録的な大雨から2週間以上、駐車場内に残されていた車がようやく、外に出てきました。
大量の雨水が流れ込み、274台の車が水に浸かった四日市市の「くすの木パーキング」。
2か所の出入り口にあった電動式の止水板は、2021年11月には故障したことがわかっていましたが、国と駐車場の運営会社のどちらが修理をするか決まらず、約4年間そのまま放置。
その結果、駐車場の地下2階は大雨で完全に水没し、地下1階も約1メートルの高さまで水に浸かってしまったのです。
