自転車の鍵をかけずに盗難被害にあう人が増えていることなどを受け、警察と学生が合同で自転車の利用者に注意を呼びかけました。

10月から始まる「減らそう犯罪地域安全活動」にあわせて行われたこの活動には、警察や比治山大学短期大学部の学生などが参加しました。広島県内で発生した自転車盗難被害のうち、カギをかけずに被害に遭っている人は約7割にのぼっています。参加者たちは、施錠や防犯登録などを促すチラシを配りながら注意を呼びかけました。

参加した学生
「自分も自転車を乗ることが結構あるので、盗難に気をつけようという意識が高まりました」

広島東警察署 奧野貴正 生活安全課長
「鍵をかけさえすれば盗られないと言っても過言ではない/しっかり鍵をかけていただきたい」

また、ことしは広島県内での特殊詐欺の被害額が8月末で14億円を超え、過去最悪ペースです。そこで、詐欺の手口が書かれたチラシもあわせて配り、注意を促しました。