島根県浜田市を代表する伝統工芸品「長浜焼」を紹介する展示が、浜田市の浜田郷土資料館で開かれています。
浜田市長浜町は良質の粘土を産出し、江戸時代から盛んに工芸品が作られてきました。
「長浜焼」は、初代・永見房造の繊細で写実的な造形が高い評価を受け、昭和の初めまで代々「巌」の名で引き継がれました。
その後、弟子の木島家によって継承され、1958年(昭和33年)に廃業するまで優れた多くの作家を輩出しました。
今回「浜田郷土資料館」では、市民らから寄贈された作品を中心に造形豊かな選りすぐりの26点が展示されています。
この企画展「長浜焼を探る」は、浜田郷土資料館で9月30日までです。