今注目のアツい人を紹介するしずアツ。今回は、静岡県沼津市に住む大川瞬さんが、小学生のけん玉日本一を決める大会、男子の部で見事優勝に輝きました。スゴ技連発です!
沼津市の大川瞬くん小学4年生です。2025年8月に開かれた「文部科学大臣杯全日本少年少女けん玉道選手権大会」に東海地区代表として出場。16人のトーナメント戦をすべて勝ち抜き、初の日本一に輝きました。
<杉本真子キャスター>
「おめでとうございます」
<大川瞬さん>
「一回ミスったらもう負けだと思っているので」
<杉本キャスター>
「厳しい世界ですね。お気に入りのけん玉は?」
<瞬くん>
「お気に入りのけん玉はこのけん玉です。ここのアスルクラロ沼津っていうサッカークラブとコラボしたけん玉です。地元のクラブのけん玉って妙になんかお気に入りになっちゃいます」
<杉本キャスター>
「けん玉はどんなところが楽しいですか?」
<瞬くん>
「技ができた時うれしいし、やっている時も楽しい」
瞬さんがけん玉を始めたのは、1歳の時。父・英一郎さんも、日本一を経験したプロけん玉プレイヤーです。今では、けん玉検定5段の実力をつけた瞬さん。短い時間で何個の技ができるのか?
<杉本キャスター>
「タイム競技、構え、はじめ」
<杉本キャスター>
「見てください!タイム今ので、26秒ですよ!瞬くん今は、どのくらいの数の技をやってくれたんですか?」
<瞬さん>
「11!」
<杉本キャスター>
「すごい速さ!」
瞬さんが楽しみにしているのは仲間との練習。父・英一郎さんが講師を務める静岡県富士市のけん玉教室です。杉本キャスターも練習前に少しだけ、コツを教えてもらいました。
<瞬さん>
「123、こんな感じで膝を使う」
<杉本キャスター>
「瞬くんに教えてもらったやり方で一発で乗りました」
<瞬さん>
「上手です」
15人ほどが集まり、けん玉の技を磨く練習会に瞬さんは週に2回参加しています。
<父・大川英一郎さん>
「これの時はこれのことだけ考える。その後、考えなさい」
大会前は1日5時間の練習でとにかく基礎力を磨きます。
<父・英一郎さん>
「いわゆる『やる時はやる』ができるようになる、これがいわゆる集中力、そういうのに(けん玉は)直結している」
瞬さんが今目標にしているのは、内間珠那さん中学2年生(13歳)です。学年の離れたライバルですが、お互いに手加減しません。大会を想定した1対1の練習で、試合当日の緊張感を再現します。瞬さんについては?
<内間珠那さん>
「けん玉の試合になると顔つきから変わって、けん玉と一心同体みたいな」
やり直しがきかない一発勝負のけん玉道。仲間、ライバルと共に心と技を磨きます。瞬さんの今後の目標はー
<瞬さん>
「JKAジュニア杯で優勝する。こっちの全国大会でも珠那ちゃんというクラブの子が優勝しているので負けないように張っていきたいと思います」
<父・英一郎さん>
「メンタルスポーツなのでそこを突き詰めて、奥の深い考えが出来て、挫けないとかあきらめないとか、達成するのに色々手を尽くすとかそういうことを考えられる深い大人になっていってほしいなという風に思いますね」
<瞬さん・父 英一郎さん>
「JKAジュニア杯で優勝するぞ!お~!」