便利さの裏で…「飲酒運転」は自転車や原付バイクより多く

藤森祥平キャスター:
警察庁によると、「電動モビリティ」について、2024年1月から6月に起こった事故のうち、全体の17%が「飲酒運転」によるものだったということです。
自転車や原付バイクは、事故全体のうち飲酒運転は1%にとどまっているので、数が多いといえそうです。
東海大学の鈴木美緒准教授は「お酒を飲んだ後に終電がなくなっても借りることができる。歩くより楽なので乗ってしまう」とみています。

クイズプレーヤー 伊沢拓司さん:
罰則をきちんと知らせることが大事で、モラル頼みや性善説では、もう回らなくなってきてるのかなと思います。
3年で2回違反すると違反者講習行きということで、面倒くさい場所が用意されていると思うのですが、あまり周知が行われていない感じがします。そういう点を事業者や自治体には広報してほしいと思います。
ただ、使える地域と使えない地域で差があるので、広報を行いづらいというのもあるかもしれません。
藤森キャスター:
伊沢さんは、電動モビリティに乗ることはありますか。
クイズプレーヤー 伊沢拓司さん:
乗るときは乗りますし、便利なのは間違いありません。
でも、“そういう目”で見られているという意識はあるので、余計に危ない使い方をしないように、と思います。
小川彩佳キャスター:
ヒヤッとすることはありますか。
クイズプレーヤー 伊沢拓司さん:
たくさんありますよ。私は(車の)運転をするので、やはり危ないと思うこともいっぱいあります。
使う側が気をつけないといけないとは思いますが、厳罰化されていることを知らないと意味がありません。アプリ上でポップアップで出てきても、急いでるからクリックして終わりで現実的ではないと感じます。