「便利」普及の一方で増える事故
新たな移動手段として期待が高まる一方で、増えているのが交通違反や事故です。
東京・渋谷区では、電動キックボードが首都高速道路に進入し、約1キロにわたって走行しました。
また、韓国では違法に2人乗りをしていた電動キックボードが車と衝突。2人は軽傷ですみましたが、重大事故につながりかねない場面でした。
タクシードライバー
「(Q.電動モビリティは見かけますか?)見かけます、邪魔です、はっきり言って。信号全然守ってくれないんですよ」
「脇を走っていたりすると駐車車両があるときに出っ張ってくる、向こうが。そういうときは鬱陶しいなと」

警察庁によりますと、制度が始まった2023年7月から2024年6月までの1年間で、電動モビリティの事故件数は219件。さらに、2024年7月から2025年6月までは367件と1.5倍に増えています。
どうすれば交通事故を減らすことが出来るのでしょうか。

東海大学 鈴木美緒准教授
「車との衝突とかを防ぐために、急に飛び出るようなことをしないで、ちゃんと左側を走るというんですかね。車の人から見つけてもらいやすいように走るということ。電動キックボード利用者自身の安全に繋がるかなと思います。
2026年の4月に自転車の青切符導入されますけれども、そういったものできちんと駄目なものは駄目というのが浸透してこないと、なかなか厳しいのかなって感じはします」