2025年6月、福岡市西区で酒を飲んで車を運転して対向車と衝突事故を起こし、アルコールの影響等が発覚することを免れるため現場から逃走して、事故でけがをした対向車の運転手の男性を救護しなかった会社員・山田孟被告(29)の裁判。

福岡地裁は9月19日、「人の生命身体等を守るための交通規範の重要性を軽視したもの」「各犯行は厳しく非難されるべきであり、その刑事責任は到底軽視できない」と厳しく指摘したうえで被害者の男性のけがが比較的軽かったことや任意保険での対応が見込まれることを考慮して拘禁刑1年6か月 執行猶予3年の判決を言い渡した。