北海道日本ハムファイターズ2軍本拠地の誘致合戦が熱い!

 25日、北海道苫小牧市を中心とした周辺地域の5つの市町による期成会が発足しました。

 新たな期成会を立ち上げたのは、苫小牧市とむかわ町、白老町、安平町、厚真町の経済団体。

署名活動や関連施設の視察を重ね、歓迎ムードをアピールしていく考えです。

 苫小牧などの期成会 宮本知治 会長
「子どもたちが憧れや夢を持ち、地域に対する誇りや愛着、地域社会に貢献する意識の醸成される」

 ファイターズは2軍の本拠地を札幌圏に移転する方針で、江別市や恵庭市ではすでに期成会が設立されています。

 苫小牧市などは胆振地方の複数のマチによる誘致活動をアピールし、巻き返しを図る考えです。

期成会はさっそく、誘致活動について苫小牧市長に要望書を提出しました。

 苫小牧市 金澤俊 市長
「(決め手になるのは)一番は地元市民、1市4町の地域の求める声じゃないか。その熱意、熱さをファイターズに届けたい」

新たな2軍施設は球場のほか商業施設や住宅の建設も検討されていて、地域を盛り上げる拠点として期待が高まります。

 苫小牧などの期成会 宮本知治 会長
「どうやってファイターズから、「苫小牧いいよ」って言ってもらえるか。全力を挙げて取り組むだけ」

熱を帯びる2軍施設の誘致合戦。

 ファイターズは2027年ごろまでに移転先を決め、2030年の開業を目指しています。