長野県内は、クマの主な食料となるドングリの実り具合が「不作」となっていることが分かりました。

中部森林管理局では、県内の国有林のうちドングリが実るブナ・ミズナラ・コナラを対象に、8月から9月にかけて毎年調査しています。


去年は、ブナやコナラが豊作または平年並みでしたが、今年は、ブナが南信地域で「凶作」、北信と中信地域でも「不作」となっています。

また、ミズナラとコナラは県内全域で「不作」でした。


過去3年では、今年のように凶作・不作だったことはなく、クマがエサを求めて人里に出没することが増えると懸念されます。

また、国有林以外のドングリについても、県が今月末までに結果を発表するとしています。