候補者の主張に野党の反応は 立憲・安住幹事長に単独取材

街頭演説の直前に、日本記者クラブ主催の討論会をこなした候補者たち。

5人の訴えを野党はどう見ているのでしょうか?国⺠⺠主党の玉木代表は…

国⺠⺠主党 玉木雄一郎代表
「今、本当に物価高騰で苦しんでる国⺠に対して、具体的にスピーディーにどういう手を打てるのかっていうことをもっと5人の候補者には語ってもらいたいなと」

そして、news23の単独取材に応じた野党第一党‧立憲⺠主党の安住幹事⻑は...

立憲民主党 安住淳幹事⻑
「激しい論戦というか、党の行く道をどうするのかということをやるのかなと思っていたら、危機的な状況にもかかわらず静かな総裁選挙」

藤森祥平キャスター
「印象に残っている5人の討論の様子は」

立憲民主党 安住 幹事⻑
「去年は、例えば小泉さんは『選択的夫婦別姓は一丁目一番地』と言った。高市さんは、どちらかと言うと保守主義を前面に打ち出した。でも今回、みんな自分たちの主張を取り下げて、何か自分の家に置いてきたんですよね。それで行儀のいい話ばかりしていて、もう少し“自分が総理になったらどうする”という尖がった部分が無いと、盛り上がらないし、国⺠のみなさん関心が上がってこないんじゃないか」

自⺠党が少数与党の状況で迎える今回の総裁選。討論会でたびたび、テーマになるのが “野党との連携”です。23日のnews23でも…

農水大臣 小泉氏(44)
「野党と真摯に協議する」

前経済安保担当大臣 高市氏(64)
「各党に声をかけなきゃいけませんね」

官房長官 林氏(64)
「連立交渉は最初からやっていかなきゃいけない」

候補者からは、野党との連携を探る発言が相次いでいますが、安住氏は…

立憲民主党 安住幹事⻑
「国会対策委員⻑の話なんですよね、聞いていると。総理大臣を目指す人の話じゃないですよね。今の話というのは、国会が始まってからの国会対策上の話でしょ。でも、国⺠の皆さんは新しいリーダーを今望んでいるわけですよね」