浜松市中央区舘山寺町の市道で小学生の列に軽トラックが突っ込み4人が死傷した事故から2025年9月24日で半年です。亡くなった女の子の父親がSBSの取材に応じ、「今もつらく悲しい気持ちは変わらない」と心境を語りました。
<浜松総局 鈴木康太記者>
「事故から半年が経った現場の道路です。路側帯には注意喚起の看板やポールなどが設置されています」
2025年3月24日夕方、浜松市中央区舘山寺町の市道で小学生4人の列に軽トラックが突っ込んだ事故。この事故で8歳の石川琴陽さんが死亡し、一緒にいた姉など3人がけがをしました。軽トラックを運転していた70代の男性は過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕され、処分保留となった後、在宅捜査が進んでいます。
琴陽さんの父親は9月24日、SBSの取材に対し、「半年が経ち、仕事など生活は戻りつつあるが、琴陽がいないということを信じられないという気持ちは変わらない。夏には琴陽も一緒に旅行に出かけていたと思う。今もつらく悲しい気持ちは変わらない」と話しました。
また、70代の男性に対しては、「謝罪をしたいと一度自宅に来た以降、それ以外に現場でも姿を見せていない。怒りは変わらず消えない」とコメントしました。