マイノリティーに対する差別や偏見を助長する発言が問題となった、ことし7月の参議院選挙。

そんな中、同じ時期に行われた那覇市議会議員選挙に挑んだのが、LGBTQの当事者だと公表し立候補した畑井モト子さんです。

排除される恐怖や絶望を味わった今回の選挙戦。今その思いを伝える決意をしました。

▽街頭演説に立つ畑井モト子さん
「私はLGBTQの当事者です、何度も何度も人生の終わりを考えながら悩みながら、でも何とか生き抜いてきました」

男女のいずれにも属さないXジェンダーである性自認を公表し、7月の那覇市議会議員選挙に立候補した畑井モト子さん。

(性自認を公表して立候補する理由は)
「今こんなふうに自分は頑張ってるっていうことを見せることで、当事者の子どもたちであったり、子どもだけじゃなくて、悩んでいる当事者の人たちの勇気や希望になったらいいなという気持ちもあって」