いわき市にある勿来工業高校
訪問したのは、サッカー部です。

現在部員は26人。
美輪さん
「チームで連携して点取るところが楽しいです。」
菅さん
「かっこいいプレーしたら、みんな盛り上がるって言うか、楽しくできるスポーツかなって思います。」
髙萩さん
「チームメイトで一つ目標にしたり、そうゆう目標を作ってそこに向かってみんなで一丸となっていくっていうのが、サッカーの魅力だと思います。」
サッカーをこよなく愛するメンバーが集結する勿来工業サッカー部。
去年、7年ぶりにインターハイ予選県大会出場と、着実にレベルアップを図ってきました。

佐藤監督
「守備のところが、一番ウィークポイントだなという風に思っていたので、いい守備ができないことには、いい攻撃に繋がらないっていうのは生徒からも教えてもらったところなので、攻撃ももちろん大事ですけど、守備のところをまずは大切にっていうことは生徒に伝えてるつもりです。」
夏休み真っ最中のこの日は、選手権に向け、さらなる守備力向上を目指し汗を流す選手たち。基礎練習に加え、「1対1」「3対1」「3対3」と個人技術に磨きをかけていきます。

髙萩さん
「一番は負けたくないので、先生にどうアピールするかとか考えてますし、練習だけじゃなくて、自主練で技磨いたりっていうのは意識してます。」
『“負けたくない”』
同じ目標に向かう仲間である前に、ポジション争いをするライバル。
一人ひとり、純粋にサッカーが好きなだからこそ
いろんな感情が混ざりあい、衝突することも少なくありません。
松塚さん
「人数も多いんで、ぶつかることはもちろんあると思うんですけど、相手に対してリスペクトしなくちゃいけないですし、練習では敵ですけど試合になったら味方なので、誰にも負けたくないって気持ちはもちろんあるんですけど、チームが成長すればいいと思っているので、いいことはちゃんと褒めますし、悪いことがあったらそこはダメだよって注意できるようにしようとしてます。」
佐藤監督
「失敗することって中々、恐れちゃってできないと思うんですけど、成功の裏には何回失敗できるかだと思ってますから、シュンってなっちゃうよりは、私は声に出して相手に自分の気持ちを伝えるっていうところは、社会に出てからも必要だと思っているので、そういったところは部活動を通して教えられることなのかなっていう風に思ってます。」
ライバルの存在は時に、自分を見つめなおすきっかけにもなります。
今、必死になれるものがある。
そして、その経験は将来必ず役に立つ。
だからこそ、互いを尊重し、励まし、
一人ひとりが、チームのためには何が正解なのかを考えます。
チームとして、1つでも多く勝ち続けるために。
髙萩さん
「みんなで仲良く高めあっていくって青春がいいです。」
菅さん
「サッカーがやりたくて、部活に入ってきているので、サッカーを愛さないといけないなって。」
松塚さん
「関係者とか選手とか、監督そして保護者とかみんな応援してくれる方がいるので、その人たちに恩返ししたいし、自分とか味方とかがいいプレーして最後はみんなで笑って終わりたいなって思ってます。」
『ステップ』
https://step-tuf.my.canva.site/
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2025年9月24日放送回より)