北海道むかわ町の山中で、行方不明だった男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された男が「頼まれて穴を堀った」と話していることがわかりました。

 この事件は、8月、札幌の路上で刃物で切り付けられた西村隆行さん(55)が行方不明になり、むかわ町の山中で遺体で見つかったものです。

 死体遺棄の疑いで逮捕された梅津悠希容疑者(36)は、警察の調べに「頼まれて穴を掘った」と話していることが新たにわかりました。

また、被害者の西村さんについて「全く知らない人」と供述しています。

 

 この事件では、行方不明になる直前の西村さんへの傷害の疑いで大上文彦容疑者も逮捕されていて、2人は、むかわ町の遺棄現場で合流していました。

 しかし、2人は親しい関係ではなく、警察は大上容疑者以外の人物から依頼を受けたとみて、捜査を進めています。