福島県二本松市原田地区にある原田公園(はらだこうえん)。

中にはブランコやすべり台。
ではなく・・

シーサーやら大量のお地蔵様やら変わったオブジェたちがお出迎えしてくれます。
謎が多すぎるのでいざ調査です。

■雪国にたたずむ南国のシーサー
公園内にある建物にお邪魔してみると・・・

--スタッフ
こんにちは。公園と書いてあったのですがここは?

--佐藤 興司さん
公園ですよ自宅の。持ち主です。
そう、この原田公園は
地元で運送会社を経営する佐藤さんが別荘地の周りを公園として自由に散策ができるよう開放しているんです。
--スタッフ
なぜ公園に?
--佐藤さん
皆さんが遊びに来ていいなあと思ってもらえることでこの公園の値打ちがある。
人に喜んでもらえることが良いことだから。

人の喜びが自分の幸せだと語る佐藤さん。

大量のお地蔵様は、佐藤さんがお世話になった方に感謝を伝える為に
安置しているそうです。
でもその他のシーサーや謎の置物には一体どんな想いが?

--佐藤さん
私はモノ好きでね。
沖縄行った時に大きいシーサーをみて「ああいいな。買うよ」って買ってきたの。(笑)

シーサーは佐藤さんの趣味でした!


■1名様追加でご利益アップ?

そんな原田公園にはシンボルの灯台があります。
登ってみると、安達太良山と二本松市を一望できる超絶景が広がります。
さらにこちらは七福神!7体もそろうと圧巻ですね~。
と思いきや、あれ?もう一体?
明らかに人間味のあるお顔。これってもしかして・・・

--佐藤さん
私の布袋様です。
こちらは、佐藤さんが80歳の記念に作ったという布袋様。

傘寿(さんじゅ)というのは80歳のお祝いという意味なんです。
それにしてもそっくりすぎる!
--佐藤さん
八福神にしちゃった。
--スタッフ
手に持っているのは何?
--佐藤さん
私も分からないんだ。
本当は桃を持っているはずだったが桃でもないようだなあ。
八福神に出会える不思議な公園。
そこは感謝とユーモアにあふれた素敵なスポットでした。

(記事:2022年11月30日 放送回より)

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